2100年01月01日

クロムハーツ

クロムハーツ(Chrome Hearts)とは、若い世代を中心に人気があるシルバーアクセサリーのブランド。

1960年5月19日、ニューヨーク州ユーティカで生まれたリチャード・スタークは、最初は大工の見習いとして建築会社で修行していた。会社は建築だけでなく皮革製品輸入業者も行っており、スタークは身近に商品に接している内に大工をあきらめ皮革製品のセールスに転進する事を決意した。元々バイクが趣味であった事もあり、愛車でもあったハーレーダビットソンで全米をセールスで巡回している間に、同じ皮革製品のセールスだったジョン・バウマンと知り合いバイク用皮革ファッションの共同ビジネスが始まった。2人はビジネスの傍ら、既存のバイク用ファッションにあきたらず、自分で身に付けたいファッションを求める様になり、彫銀職人であったレナード・カムホートを引き込みバイク用皮革ファッションのビジネスを始めた。

1988年10月 - リチャード・スターク、ジョン・バウマン、レナード・カムホートの3人で設立
1989年 - 映画衣装の制作から本格的に活動開始
1991年 - 日本で最初にコム・デ・ギャルソン青山が取扱う。
1992年 - アメリカ・ファッション・デザイナーズ協会(CFDA) アクセサリー部門最優秀賞受賞
1994年 - ハリウッドに本社移転
1995年 - レナード・カムホートが脱退し、デボン・ウィラーと共にロサンゼルスにて別ブランドの『LEONARD KAMHOUT.INC.』を設立
1995年 - この頃、TVのCMで木村拓哉がカムホートのシルクリンクブレスレットを身につけていた事から日本でも話題になる
1996年 - 直営ショップ第1号店『CHROME HEARTS N.Y』がニューヨークにオープン
1999年 - 直営ショップ第2号店『クロムハーツ東京』が青山にオープン
2000年 - 直営ショップ第3号店『CHROME HEARTS L.A』がロサンゼルスにオープン
2000年 - 脱退したレナード・カムホートの会社『LEONARD KAMHOUT.INC.』が『L-ONE』に社名変更
2001年 - クロムハーツ直営ショップが渋谷・大阪にもオープン

現在のクロムハーツの主力商品であるシルバーアクセサリーは元々バイク用皮革製品のボタンやファスナー等であったが、デザインの斬新さが特に広告戦略をせずとも口コミで全米のバイク愛好家の間で評判になり、単独商品として販売される様になった。現在はボタン・ファスナーだけでなくペンダントや指輪・ブレスレット・ネックレス・子供用製品など多種多様な商品が販売され、手作り加工で商品数が少ない上に市場人気が高い事もあり入手しにくいファッションブランドの一つとして上げられる様になった。

発祥の地であるアメリカではハリウッドの映画スターが愛用している事から人気になり、日本でも有名芸能人・タレントが愛用している事から人気に拍車がかかる状況となっている。

日本国内における正規販売店はクロムハーツ東京・原宿・大阪の各店舗、全国ユナイテッドアローズ系列各店、岩手県盛岡市のインテレクチュアルギャラリーのみである。



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2007年05月09日

銀相場

金と並び素材として広く一般に使用されることから投資の対象にもなっている。時には、投機的な資金が流入して相場価格が乱高下することがある。

投資の対象として注目されるようになった発端は、1979年〜1980年のハント兄弟が工業用にも利用されている銀の価格が金と比べて低いことに着目した買い占めがきっかけであり、一時は20倍もの価格上昇が発生した。ハント兄弟の価格つり上げ工作は、欧州の一般家庭が使っていた銀食器が鋳つぶされ、市場に大量放出されたことによる暴落で大失敗に終わるが、その後も1996年には米国の投資家ウォーレン・バフェットが世界の年間供給量の5分の1を買い占めたと表明し、直後に暴騰が生じるなど、依然として混乱は見られる。

なお、もっとも銀消費量が多かった写真工業分野では、現像時の銀回収システムやフィルムを使わないデジタルカメラの移行が進んでおり、ハント兄弟の買い占めに際して発生した写真フィルム、レントゲンフィルムの品不足のような事態は、今後は発生しにくいと考えられている。

中国には、シロアリが銀を食べるという話が伝わっている。清代の康熙年間に呉震方が著した『嶺南雑記』には、1684年にある役所の銀倉庫で数千テールの銀が紛失したが、倉庫の隅にシロアリの巣が有った以外に異常はなく、不可解に思いながらシロアリを炉に放り込んで焼き殺したところ、炉から銀が出たという話が書かれている。

また、『天香楼外史』にも銀を入れていた木箱がシロアリに喰われて、銀が消えたが、シロアリを炉で焼いたら箱に入れていただけの銀が出たという話が載っている。これらの伝承には一部誇張もあるであろうが、シロアリは食物を求めて巣から蟻道を伸張する過程で、立ちふさがる障害物はとりあえず齧って突破を試みることが知られているので、それによって銀塊が著しく損傷したことを伝えているのであろう。現代でも地下埋設された鉛管をシロアリが損傷することがよく知られている。

いずれも軟らかい金属ならではの被害といえる。齧りとられた銀は消化管を通じて、あるいは口でくわえて巣に持ち帰り巣材に用いられたであろうから、巣をシロアリもろとも焼けば塗り込められた銀粉が再度溶けて銀塊に戻ることもあり得る話である。


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銀の象徴的意味

銀は、美しい白い光沢を放つ事から、占星術や錬金術などの神秘主義哲学では月と関連づけられ、銀は男性を、金は女性を意味していた。ある時を境に位置が逆転し、銀は月や女性原理などを象徴する物となり、一方、金は太陽や男性原理などを象徴する物となった。

また、各種競技、コンクール等で、2位の場合に送られるメダル等に使われていることから、二位という象徴的意味も持ち合わせている。


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銀の応用

貨幣としての利用
古来、金とともに、貨幣として広く流通した。詳しくは銀貨を参照。


蒸着利用
真空中に於いて銀を高温で熱し、気化させ、目標物に蒸着させる事により、銀の反射性を利用しようとする物。鏡、反射フィルムなど応用範囲は広い。


抗菌性の利用
銀イオンはバクテリアなどに対して極めて強力な殺菌力を示すので、近年急速に殺菌剤として普及してきた。また、近年は浄水器の滅菌装置にも利用されている。抗菌性が高い金属イオンとしては、水銀、鉛などが知られているがこれらは動物に対しても害があり使用できない。日常使用しても環境にも害がなく、抗菌性を持つものとしては銅があり、用いられるようになってからは200年ほどの歴史がある。銀にも毒性が認められているが[1]、鉛や水銀ほど毒性は強くないので1990年頃から使用されるようになり、大手化粧品会社の資生堂からはそれを応用したデオドラントスプレーが発売された。

銀イオンは感光性があり、普通の塩の状態ではすぐに還元されて黒い銀の単体粒子が析出してしまうため、最近はチオ硫酸イオンなどを配位させた錯イオンを用いて、感光性をなくしたものを使用している。


公衆浴場での利用
日本では公衆浴場における浴槽水の衛生管理が義務付けられているが、銀イオンはその浴槽水の殺菌に利用されている。公衆浴場の浴槽水において、厚生労働省からは塩素剤による殺菌を推奨されているが、水の中には水質的に塩素殺菌が不向きな水質も存在している。銀イオンは、そのような従来の塩素殺菌が行いづらい水質の一部でも、有効的に殺菌を行えることが確認されており、銀イオンによる浴槽水殺菌方法として使用されている。又、他の浴水殺菌剤や殺菌装置にはない、還元的な殺菌作用(ORPによる比較)から近年注目されている殺菌方法である。


写真への利用
銀はまた、写真の感光剤(臭化銀、ヨウ化銀など)として利用されている。銀のハロゲン化物が光を受けて銀原子を生成すること(潜像)を利用し、適当な還元剤と反応させることによりその変化を増幅し(現像)、画像を記録することを可能にした。さらに、単独では濃淡しか表現できないが、複数の色素とフィルタ等を組み合わせ、波長に応じて感光の度合いを変化させることにより、カラーでの記録を可能にした。


医療用途への応用
銀は歯科治療で利用されている。すなわち、虫歯の治療で歯を削った後に銀を埋め込む。そのほかに、型を取って埋め込むことも行われている。現在使われているもので、銀とスズの合金に銅や亜鉛を添加した粉末を、水銀で練ったものがある。歯質との接着性はないが、硬化時に膨張するためぴったり患部をふさげることや、なにより手軽で安価なことが長所であるが、見た目が金属色(銀灰色)で目立つこと、そして水銀が溶け出すおそれがあることが短所である。よく本件から銀に有毒性があると誤解する方も多くないが、本来は水銀の毒性が問題となっている点をしっかり抑えていただきたい。


東洋医学の分野では、鍼治療用として、銀を含む材質の鍼が製造されている。金を含む鍼に比べると安価だが、一般的なステンレスの鍼に比べて高価なため、銀の鍼を使うのが効果的とされる症状に対してコスト面で折り合いがつく場合に用いられる。


電子工学分野への応用
銀は既存の金属の中で最も電気抵抗が低い。そのため、導電性の良い電線として利用されている。もちろん銀そのものが高価なため、特殊な場合にのみ利用される。マニア向けの、オーディオケーブル、スピーカーケーブル等がその例である。


宝飾品としての利用

古代サメのアクセサリー銀は、その白い輝きから宝飾品としても広く利用されてきた。貴金属のなかでは比較的産出量も多く安価であるため、日本では特に若者向けの宝飾品として人気がある。宝飾品などとして利用する場合、純粋な銀では柔らか過ぎて傷つきやすい為、他の金属との合金の形で利用される事が多い。日本では一般的に銅を混ぜるが、コストダウンや酸化防止の目的でアルミやニッケルを混ぜる国もある。ただし、これらの金属は、銅に比べて金属アレルギーを引き起こしやすい。古代エジプトでは銀は金よりも価値があり、金製品に銀メッキが施された宝飾品が存在する。

プラチナを混ぜたプラチナシルバーや金・パラジウムを混ぜたシルバー、また色合いを変えたイエローシルバー、ピンクシルバー、グリーンシルバーなどもある。

Silver900 (SV900):コインシルバー
Silver925 (SV925):スターリングシルバー(品位記号 Sterling)
Silver950 (SV950):ブリタニアシルバー(品位記号 Britannia)
Silver1000 (SV1000):純銀、ピュアシルバー
銀製品は、年月を経ると空気中の硫黄分と反応して黒ずんでくるが、これを燻し銀と呼んで愛好する向きもある。

日本の造幣局では純度 80.0% 以上のみを貴金属として認めている。


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銀(Silver)は原子番号47の元素である。元素記号はAg。金属の一種で、貴金属に分類される。元素記号の Ag は、ラテン語での名称 argentum (輝くもの)に由来する。電気および熱伝導率、また可視光線の反射率は、いずれも金属中で最大である。

光の反射率が極めて高い事から、日本語ではしろがね(白銀:白い金属)と呼ばれた。

銀イオンはバクテリアなどに対して極めて強力な殺菌力を示すため、現在では広く抗菌剤として使用されている。(一般に抗菌加工と表示されているものに、そのような加工が施してある。)

貴金属の中では比較的化学変化しやすく、空気中に硫黄分(自動車の排気ガスや、温泉地の硫化水素など)が含まれていると、表面に硫化物 Ag2S ができ、黒ずんでくる。

古くから支配層、富裕層の人々に高価だという理由で銀食器が多く用いられてきた背景には、ヒ素などの毒などを盛られた場合に銀の化学変化をおこしやすい特徴を利用して、逸早く異変を察知できるようにしていた為という説がある。

アルゼンチンの国名は銀のラテン語名 argentum に由来する。


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アクセサリー

アクセサリーとは、指輪やネックレス、ペンダント、イヤリングなど、衣類と合わせて身を飾るための工芸品である。

始まりは装身目的ではなく呪術的なものであった。外敵から身を守る目的で魔力があるとされる物を常時身につけたのが始まり。支配者階級が出現すると自分の権勢、身分の高さを他者に示す目的で身につけた。宗教が発展すると神とのつながりを目的として十字架など宗教的なシンボルを身につけるようになる。さらに社会が裕福になると一般階級の人間も身につけるようになり、やがては本来の目的ではなく純粋に美しさを目的とした物に変化した。

アクセサリーを用いて着飾ることは一部の民族・文化から広まったのではなく、世界中で見られる現象であり、それらは埋葬されている物や壁画、伝統的装飾品などからも伺うことができる。元々は花や木の実、貝殻、動物の歯、牙、角などを加工、組み合わせて作っていたものだが、現代ではクリスタルガラスやプラスチックなど様々な素材のものがある。金、銀、プラチナなどの貴金属製のものが多く、近年ではまた男性が着用するのも一般的になった。広義では神社のお守りや登山者が付ける熊除けの鈴、王冠・錫杖・ベルト、さらには社員の名札や腕章もアクセサリーに含まれる。

宝石・貴金属を用いて作られたアクセサリーを宝飾品(ジュエリー)と呼ぶ。なお、欧米では素材に関わらずアクセサリーは全てジュエリー(米jewelry、英jewellery)と呼ばれ、アクセサリーとは言わない[要出典]。宝石・貴金属を用いて作られたアクセサリーはファイン・ジュエリー (Fine Jewelry)、それ以外の貴石などの素材を使ったものや安価なものはコスチューム・ジュエリー (Costume Jewelry) と区別されることもある。

金属工芸の3大技法は「彫金・鍛造・鋳造」といわれ、貴金属アクセサリー制作においてもこの全てがおこなわれる。アクセサリー分野ではこれらを「彫金・鍛金・鋳金」と称する。一般的にはこれら貴金属アクセサリーの制作技法を総称して「彫金」と呼ぶ。また、キャスト製品を区別するために「彫金・鍛金」の二技法のみを指して「彫金」と言うこともある。厳密にはこの三つの中の一技法のみ、鏨(たがね)などを使用して金属を直接に切削したり文様や文字を彫りこむことが本来の「彫金」の意味である。

金属製アクセサリーには量産品と、いわゆる彫金による製品があるが、現在見られるほとんどの製品は量産製品であり、これは紀元前より存在する蝋型鋳造法をルーツとするロストワックス精密鋳造法(ロストワックスキャスティング、インヴェストメントキャスティング)と呼ばれる方法で金属を加工されているものが主流である。金属工芸全体で見れば大変に歴史の古い蝋型鋳造法・ロストワックス法であるが、貴金属アクセサリーの分野においては200年に満たない新しい技法である。 これは作られるものが小さいために、重力による溶解金属の流し込み(鋳込み)ができなかったことが一つの理由である。流し込む金属の量が少ないと、溶解した金属の強い表面張力の影響で金属が鋳型に流れない。この問題を解決したのがガス圧鋳造および遠心鋳造である。ロストワックス精密鋳造法は、遠心鋳造方式が発明された20世紀初頭より、特に「原型の正確な転写」と「大量生産」を目的として発展した。技法的には、金属へ複雑な形態を付与できることが他の技法と最も異なる点であり、発明そのものの目的は「複雑な形態の原型をそのまま金属へ転写すること」であった。

彫金・鍛金・鋳金の三技法以外には、機械プレスによる製品がある。また近年では趣味性の高い物として銀粘土が盛んである。その他、現在ではあまり多く作られない伝統的技法として粒金技法(グラニュレーション)などがある。

鍍金(メッキ)も重要な技法である。鍍金には安物、誤魔化しというような悪いイメージが付きまとうために「コーティング」と呼び方を変える事が多くなっている。銀やホワイトゴールド製のジュエリーによく施されるロジウムコーティングとは、ロジウムメッキとまったくの同義である。メッキも「彫金・鍛金・鋳金」と並ぶ伝統的な金属工芸技法のひとつであったものが、現在では軽視される傾向である。

ロストワックス精密鋳造法が台頭する以前には、現在において「ハンドメイド」と区別される製法、すなわち彫金・鍛造が世界中で主流であった。 中でもインディアンジュエリーや東南アジアのジュエリーの人気が根強い。これらの制作技術はヨーロッパの宝飾技術が大航海時代以降に各地へと伝わったことにより発展したとされる。日本においての錺(かざり)は、廃刀令後に職を失った刀剣師達がルーツの一つとも言われる。一説には刀剣の鍛造、装飾技法やその他の伝統的な金属工芸技法にヨーロッパの宝飾技術、デザインを取り入れたものが現在にも伝わる錺職と云われているが、実際には伝統的な金属工芸の全てに関わりがあると考えられる。

またロストワックスキャスト製品にもハンドメイドが存在する。キャスト製品は「ハンドメイド」でないという見方があるが、実際にはキャスト製品あれば全て「ハンドメイド」でないと見なすことは出来ない。個人制作家や小規模工房においては、ロストワックス法にしかできない造形を生かした一点作品もよく作られており、また本体の鋳造後に金属を直接切削する彫金を併用して制作される場合なども多い。これらは量産品とは別のものとして扱われるべきであろう。

アクセサリー製作の世界において「ハンドメイド」という言葉が何を指すのかには、決まりきった傾向や定義などは存在せず、混乱が見られる。彫金・鍛金・鋳金等は、このすべてが貴金属アクセサリー製作においてなくてはならないものであり、人類の歴史の中では極めて普遍的・伝統的な工芸技法である。その意味ではその全てが重要といえよう。近年では3次元CADと光造形システムにロストワックス法が併用された技術の発達も進んでいる。


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